【用語】テーパリング【キーワード】

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株価がかなり上がった後によく出てくる「テーパリング」という言葉。
何か懸念されることなんでしょうが、よくわからないなぁと以前から思っている人は自分以外にもいるのでは?

中央銀行が金利ゼロみたいな状況下で景気刺激策としてリスクの高い金融資産を買い上げて、経済の周りを良くしようとすることはよくあります。それを量的緩和策といいます。

そうすると、金利などが低いままなので投資などにお金が流れやすくなり、大手企業の施設投資や新興企業などの勢いもつくので、株価なども上がりやすい状況になります。要は「ガンガンいこうぜ」で、元気のない国の状況にエナジードリンクを買い占めて安く供給するみたいな雰囲気。

テーパリングはその逆で、それなりに余力が出てきたから少しずつそういう購入を減らして、「ガンガンいこうぜ」は言わないよということ。先細りとか漸進とかいう意味になります。要は「いろいろやろうぜ」とか「いのちだいじに」を推進するということですね。

そうなると、金利上昇や物価上昇などの動きが出るため、企業は投資を控えていく形になり、あらたな金の種を作り出す確率も減るため、よりすごい業績を期待できなくなる面もあり、株価は下げる傾向にあります。

日本ではあまりこの言葉は使われませんが、アメリカのFRBがこのテーパリングの可能性を示唆したり、発表すると株価が大きく変わることになりやすいので、覚えておきたいですね。


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