2018年12月4日から5日にかけて、「逆イールド」というキーワードが投資界隈で見ることが多かったですね。自分も不勉強のため、「逆イールドって何だ?」と思って調べてみました。
そもそも「イールド」は”利回り”を指す”yield”という英語です。
わかりやすく説明すると、銀行や郵便局などに貯金をする時の利回りは長期と短期はどちらが高いでしょうか?キャンペーンなどで顧客を増やす限定的なもの以外は、基本的には長期の方が高いですよね。
そのためイールドは長期利回りが短期利回りを上回っていることが普通なので「順イールド」、そして逆に短期利回りが長期利回りを上回った場合は「逆イールド」と言うそうです。
そして「逆イールド」は景気後退(リセッション)を予兆する最も頼りになる前触れの1つと考えられるシグナルと言われています。
金利を引き上げると景気は基本減速、後退します。(過熱気味の場合のバランス調整で)
基本は貯金したいと思う人が増える場合は景気としては守りに入ったという意識の現れです。貯金よりもお金を使った方がいいと思わせたい時(景気を上げたい)には国は金利を引き下げたりします。
今回の場合はアメリカの短期債と長期債の曲線が逆転したため、将来の景気後退の懸念されて、ニューヨーク市場がこれを受けて急降下したようです。ニューヨーク市場が落ちれば、日本はもちろん世界的に大きく影響しますし、世界不況などにつながる不安が広がればますます投資熱が冷め、しばらくは引きずるかもしれません。そして実際に景気後退が始まれば、それ以上のネガティブな要素になります。
そういう意味でもこの言葉を覚えておいた方がいいですね、いい勉強になりました。
そして今後の動きにも注目です。
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