相場が不安になるとささやかれると以前は「ディフェンシブ銘柄を買っておけばいい」と言われていました。
「ディフェンシブ銘柄」(ディフェンシブ株)ってそもそも何だ?と言いますと、景気の影響を受けにくい値動きが少ない銘柄のことです。人間が生きている以上避けられないもの、要は生活必需のものを提供している企業などを指します。
たとえば通信や鉄道やエネルギー系などのインフラ、食料品、医療品などを指します。
いくら不況になってもそういったものは使わざるを得ない、買わざるを得ないので業績が安定しているというわけです。
そのはずだったのですが、あの3.11以来は東京電力をはじめ、電力関係は不安定になるなど必ずしも安定しているとは言えなくなる恐れもあることが発覚して、あまり言われなくなりましたね。
最近は大手の企業でも信じられないような不祥事が出たり、国からの干渉などが入ったりで、どうにも怪しくなっている面は否定できません。
とはいえ、相場が不安定になると少しでも安定を求めて、こういった銘柄を買おうとする動きはあると思われるため、チェックはしておいた方がいいですね。
ちなみに逆に景気に左右されやすい、敏感な銘柄のことを「シクリカル銘柄」(シクリカル株)といいます。こちらはあまり聞かないかもしれませんね。(自分は日頃使わないのでいつも忘れます)
好況だと注目されるのは娯楽、嗜好品、輸出関連、不動産などが挙げられるでしょうか。その反面不況に強いものもあります。
言葉は知らなくても、そういう傾向がある業界の銘柄であるという認識は常に持っていてもいいかもしれませんね。
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